こんにちは、ミスター358の小嶺です!
「錆止めもやってますか?」との問い合わせがよくあります。
錆止めメニューは採用していませんが、そもそも錆止めって必ず必要でしょうか?
個人的に、本当にお金かけてやる必要があるのかかなり疑問です。
注意:ここで言う錆止めは、ドア内側やボンネット内、給油口内に塗布されてる防錆処理のことです。下回りのアンダーコートの事ではありません。
私、個人が考える錆止めを行うメリットとデメリットです。
メリット
デメリット
お客様がリアハッチ内側の汚れを指して
「この汚れ落ちないですか?」
と質問された事、数えきれないほどあります。
回答は
「落ちないです」
都合よく汚れだけを落とす事ができません。
錆止めも一緒に落とすことは物理的には可能かもしれませんが、大変な作業です。
内地から取り寄せた中古車は当然錆止めされていませんが、
錆止めしなかったが故に錆びてボロボロになったなんて話は私は聞いた事ありません。
現に私が乗ってる2004年式のクラウンエステートも錆止め無し(青空駐車、洗車は2、3ヶ月毎、長い時で半年😅)ですが、
沖縄に来て3年経ちますが車の寿命に影響するような錆はありません。
普通に綺麗です。
念の為、知り合いの板金屋さんと、中古車販売店さんにも聞いてみました。
板金屋さんの意見
中古車販売店さんの意見
では、なぜこんなにも沖縄の人は錆止めを必須と考えてるのか。
恐らくですが、
車屋さんに勧められると
実態はよく分からないけど、錆止めすると安心だと考え、
車屋さんの言いなりになってるパターンが殆どかと思います。
この話、住宅の鉄筋コンクリート造の話と似てる気がします。
台風の多い沖縄との事で、鉄筋コンクリート造以外の選択肢がほぼ頭になかった時代があります。
しかし最近では木造かなり増えてます。
鉄筋コンクリート造が良いのか、木造が良いのか、メリットとデメリットの話なのでどっちが良いなんて答えはないと思いますが、
結局のところ、車の錆止めも、鉄筋コンクリート造もその時の業者が流行らせた商売です。
聞こえは悪いですが、何か物を売る時に不安を利用するとよく売れると言います。
さらに社会的にそれが常識だと固定概念として刷り込まれたらこっちの勝ちです。
新車販売時に選択肢を与えずに、当たり前のように錆止めがされているケースもあるようです。
私の妻のタフト(新車)は錆止めオプション省きました。
ダイハツの営業マンに聞くと、最近は錆止めやらないで欲しいと言うお客様も増えてるそうです。
実際、当店で預かる新車でも車業界に詳しい方などは錆止め行っていないケースもあります。
車屋さんの言いなりにならず、錆止め省いて、浮いたお金でコーティングの費用を増やすのもありではないですか?😄
ちなみにこの話は私が個人的に思う事なので、根拠はありません。
私の事含めて何でもかんでも100%信用するではなく、まずは疑うことをやってみても良いかと思います。