お客様の大切なお車を“作品”として、一台一台心を込めて仕上げます。
そのため、どんなにコンパクトなお車でも【最低3日間】はお預かりが必要です。※お任せディテイリング除く
〈作業の流れ:小型車の場合〉
1日目:洗車
2日目:磨き(研磨)
3日目:コーティング施工
4日目:納車
大型車の場合、1週間ほどお時間をいただくこともございます。
当店のこだわりは「光」です。
一般的な蛍光灯ではキズが見えにくく、細かな状態を把握するのは困難です。どんなに腕の良い職人でも“見えないキズ”は直せません。
当店では専用ブース内で、高演色LEDライトを使って施工。わずかなキズも見逃さず、最高の仕上がりを追求しています。
照明の光源周りを拡大すると傷の見え方がよく分かるかと思います。
蛍光灯のみ(傷が見えない) | LED照明(傷が見やすい) |
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蛍光灯+外の光(傷が見えない) | LED照明(傷が見やすい) |
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一見カッコいい六角形ライン状の照明「ハニカムライト」も最近流行してますが、実用性は別。あくまでも“見せる照明”であり、“仕上げるための照明”ではありません。
仕上がった愛車をカッコよく見せる為の「映えライト」としては良いですね。
また、温度・湿度管理された屋内環境で作業するため、ホコリの心配もなく、コーティング本来の性能を最大限に引き出します。
外からの光がガンガン入る環境でも傷が見えなくなります。
外光でキズが見えにくくなることがあるため、時にはシャッターを閉じて作業することもあります。
閉まっていても営業中ですので、お声掛けください。
「100点の仕上がり」のうち、98点は下地処理の出来で決まると言っても過言ではありません。
下地が整っていないと、どんなに高性能なコーティングをしても効果は半減。見た目の美しさや持続性も大きく左右されます。
職人としての腕が試されるこの工程に、特にプライドを持って取り組んでいます。
Before | After |
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「高い=良いコーティング」ではありません。
保管場所、洗車頻度、使用環境はお客様ごとに異なります。
ですので、最適なプランをご提案するため、まずはヒアリングを丁寧に行います。
少々口うるさく感じるかもしれませんが、長くキレイを保っていただくために、管理方法も含めしっかりアドバイスさせていただいています。
当店のメンテナンスをご利用いただかない方には、ご自身でケアできるようノウハウもしっかりお伝えします。
「水洗いだけでOK!」「9Hの硬度!」「5年耐久!」「雨が洗車代わり!」
そんなフレーズに惑わされないでください。
当店では、本当に効果が持続するか、実際の環境でどうなるかを正直にお伝えしています。
例えば、「撥水効果の持続性」は青空駐車なら半年〜1年程度が現実的。定期的なメンテナンスで効果は延ばせますが、“5年間ノーメンテでキレイ”はほぼ不可能です。
期待を裏切るような誇大な表現はせず、リアルで誠実な説明を心がけています。
微力ながら改めて注意喚起です。
“誇大広告に騙されないで下さい。”
まず、「9H硬度」などの表現は机上の空論であり、実際に車のボディにコーティングとして乗っかった場合は硬度はさほど重要ではありません。6Hだろうが9Hだろうが普通に傷は入ります。
そして一番誤解が多いのが「持続性」について。
「持続する」とはどういうことか?
多くの方は、“撥水効果”が続くことをイメージされると思いますので、ここでは「撥水の持続性」にフォーカスしてお話します。
たとえば青空駐車の場合、撥水効果が1年持てばかなり良い方です。
もちろん、定期的なメンテナンスを行えば、効果を長く保つことは可能です。
逆に、何もしなければ半年以内に効果が落ちてしまうことも普通にあります。
正直に言いますが、沖縄の青空駐車環境で「撥水が5年も続く」と期待されている方は、コーティングに期待しすぎです。
本当に水洗いだけでOK?
もっと問題なのは、こういった誤解を生むような宣伝の仕方です。
特に沖縄のような紫外線が強く、スコールの多い環境下で、「一度施工すれば5年間何もしなくて大丈夫」なコーティングがあるなら、むしろ教えて欲しいです。
半年ほど経って撥水が弱まってきたと感じてショップに問い合わせても、
「撥水は落ちても、コーティング自体は残っていますよ」
と説明されるだけです。
実際、その説明自体は間違いではありません。
当店でも、同様のご説明をすることがあります。
ただ、ここで大事なのは、お店側とお客様の「持続性」の認識にズレがあるということです。
このように、「コーティングの持続性」という言葉は非常に曖昧で、捉え方次第で都合よく解釈されてしまいがちです。
だからこそ私たちは、その曖昧さに逃げず、正直に、そしてリアルな情報をお伝えすることを大切にしています。
メンテナンスの大切さと、コーティングの“本当の目的”
コーティングを施工することには多くのメリットがあります。
ですが、メリットばかりが強調され、デメリットや注意点が語られないことも多いのが現実です。
「えっ?コーティングにデメリットなんてあるの?」
そう思う方もいらっしゃるかもしれませんが、あります。
たとえば、せっかく高価なコーティングをしても、
あまり洗車をしない
間違った洗車を続ける
といったことがあると、むしろ逆効果になることさえあるのです。
さらに、施工したことで「これでもう何もしなくていい」と思い込んでしまい、結果的に車がどんどん汚れていく。そんなケースも見てきました。
コーティングは“ゴール”ではなく、“手段”です。
「とにかくすごそうなコーティングを施工すれば安心」
「高いコーティング=間違いない」
という考えではなく、
“キレイな状態を保つための一つの方法”として正しく理解し、管理することが本当に大切です。
当店では期待を裏切るような誇大な表現はせず、こうしたリアルで誠実な説明でお客様が後悔しないようにご案内しています。
よく聞かれる質問ですが、その違いを一言で表すと、「作業にかける時間」です。
たとえば、ディーラーやガソリンスタンドなどで提供されるコーティングは、日帰り施工が一般的です。
「朝預けて、夕方には引き渡し」という流れですね。
一見、手軽で便利に思えるかもしれません。
ですが、当店では小さなお車でも最低3日間、大型車では1週間以上かけて丁寧に仕上げます。
「そんなに時間がかかるの?」と驚かれるかもしれませんが、それだけ一つひとつの工程に時間をかけているということなのです。
実は、最初の洗車だけで丸1日、場合によってはそれ以上かかることもあります。
洗車といっても、ただ水をかけて泡を流すような簡易なものではありません。
細部まで徹底的に汚れを落とし、塗装状態をしっかり見極めてから、ようやく次の工程に進みます。
ここでぜひお伝えしたいのが、ご検討されてるお店に「どのくらい時間をかけて作業してくれるのか?」を聞いてみてください。
「作業時間=品質」とは一概に言えませんが、どの工程にどれだけの時間をかけるかという姿勢から、お店の“こだわり”が見えてくるはずです。
もちろん、「時間をかけたから良いものになる」とは言いません。
最終的な良し悪しを判断するのは、お客様自身の目と感覚ですので、あくまでも一つの指標として捉えて下さい。
まず前提としてお伝えしたいのは、
私たちは他店のやり方を否定したり、自分たちの仕上がりを誇張したりしてお客様の心をつかもうとは思っていません。
私たちが日々大切にしているのは、
“自分たちが納得できるクオリティを、ひたすら真っ直ぐに追求すること”。
ただ、それだけです。
とはいえ、「他店と何が違うのか?」「どこにお願いするべきか?」と迷われる方のために、私たちの考えをあえてお伝えします。
まず、使用する「コーティング剤」について気にされる方も多いかと思います。
現代では、よほどのことがない限り、極端に低品質な製品を扱うお店は少ないと言えるでしょう。
それよりも重要なのが、“磨き(研磨)”の工程です。
ガソリンスタンド、量販店、ディーラー、街の車屋さん…。
多くのお店でコーティングが行われていますが、すべてのお店が本格的な研磨をしているわけではありません。
むしろ、「磨き技術」を明確にアピールしているお店でなければ、ほとんどの場合、磨き作業は行われていないか、非常に軽いもので済まされていると考えてよいでしょう。
「磨きます」と説明されていても、誰が、どれだけの環境と時間をかけて磨くのか?
アルバイトや整備スタッフが屋外で1時間磨くのか
照明・湿度・道具すべてが整った環境で、専門の職人が2日かけて磨くのか
この差は、最終的な仕上がりに大きく影響します。
「車屋さんで磨いてあるから、コーティングだけお願いしたい」というご依頼を受けることがありますが、
正直に申し上げて「これは磨き直す必要がない」と判断できる車両に出会うことは、まずありません。
実際、過去に「コーティング経験あり」として車屋さんから転職してきた方もいましたが、
即戦力として活躍できるレベルではなく、当店の基準とのギャップを実感することもありました。
それくらい、“磨き”という言葉ひとつとっても、お店ごとにまったく異なる意味合いなのです。
車屋さんの磨き
板金塗装屋さんの磨き
コーティング専門店の磨き
それぞれ目的も、精度も、まるで違います。
例えば、画像のような重度の雨染みがある場合、本来はしっかりと研磨しなければ除去できません。
それにもかかわらず、磨きを行わないお店では、このままの状態の上にコーティングを施工してしまいます。
当然、コーティングではシミは隠れません。
結果として、「こんな仕上がりになるなんて思っていなかった…」と残念な思いをされるお客様を、何度も見てきました。
洗車をしても落ちない雨染みです。このあと溶剤と研磨作業によって徹底的に雨染みと傷を除去しました。
また、仮に研磨を行うお店であっても、大規模な店舗では「台数をこなすこと」が優先され、
一台にかける時間が少なくなりがちです。
私たちは、“一台ずつ丁寧に向き合う”という方針を貫いています。
そのため、仕上がりのレベル、そしてお客様の満足度は、大きく異なると断言できます。
実際に、他店で満足できず当店で再施工されたお客様の多くが、
「最初から358さんにお願いすればよかった・・・」と言ってくださいます。
それが、私たちの磨きに対する姿勢と、仕上がりの違いを物語っていると信じています。
研磨技術が問われるトヨタ202ブラック。丁寧に磨き上げるとグランドピアノのような光り方をします。
たとえば、ガソリンスタンドで行われるコーティング。
これは、当店のように数ヶ月前から予約する必要もなく、近所で気軽に依頼できるというメリットがあります。
「すぐに車が戻ってきて助かる」と感じる方には、とても良い選択肢だと思います。
また、整備工場でのコーティングも、車検や修理のついでに依頼できて非常に効率的ですし、
ディーラーでのコーティングは、購入時にローンに組み込めるため、手元資金を気にせず施工できるという利点もあります。
はい、お高いです(笑)。
とはいえ、まず皆さんにお聞きしたいのは、
コーティングの価格って、一般的にいくらぐらいだと思いますか?
「2~3万円くらい?」
「いや、10万円以上するんじゃない?」
人それぜれ感覚が違うはずですが、
実際には、どこで施工するかによって価格帯は大きく異なります。
当店
ミスター358 |
ディーラー、
ガソリンスタンド |
量販店、
整備工場 |
|
---|---|---|---|
価格 | 12万円〜 | 6〜10万円以上 | 2〜5万円 |
施工時間 | 3日〜1週間 | 2時間〜1日 | 2時間〜半日 |
コーティング剤の品質 | 自信あり | ○ | △ |
研磨技術 | 自信あり | × | × |
※あくまでもあらゆる情報を総合的に取りまとめて形にした表です。全てのお店がこの通りではありません。
「ディーラーが採用しているコーティングは、トヨタ車専用など“メーカーごとに開発された高性能品だから高い”」
そう思っている方も多いかもしれません。
ですが、実際の施工現場をご存知でしょうか?
ディーラーや大手中古車販売店では、スタッフや外注業者が
半屋外の環境で、わずか2〜3時間ほどで洗車からコーティングまでを行うことが当たり前に行われています。
そのため、使用されるコーティング剤も「誰がやってもムラになりにくく、失敗しにくい」ことが前提のものが選ばれます。
施工の簡便さ重視=性能を最大限に引き出す前提ではないのが現実です。
専用カーテンでコーティングムラをチェック
一方で、私たちのような専門店で使用するコーティング剤は、施工環境と技術ありきで設計されています。
室内で温度・湿度をしっかり管理
埃の侵入を極力抑えた施工ブース
丁寧な下地処理・拭き上げ作業
熟練の職人による繊細な塗布と仕上げ
こういった条件が整って初めて、性能を最大限に引き出すことができます。
逆に言えば、半屋外や慣れていない人の施工では、ムラや拭き残しが発生しやすく、本来の性能を発揮できないということです。
これはよくある話ですが、
「8万円のコーティングをしたのに、思ったほどキレイにならなかった」
そんな声を聞くことがあります。
実は、価格と実際の中身(手間・工程・クオリティ)が一致しないケースが、意外と多いのです。
車屋さんで8万円でコーティングを受注
内、5万円は車屋さんの利益
実際に作業をする外注業者さんには3万円支払われる
ここで問題なのは、「3万円の作業内容で、8万円分の仕上がりを期待してしまう」点です。
外注業者さんは3万円の仕事として、簡易的な洗車・簡単な塗布だけで半日未満の作業となることも少なくありません。
当店が同じ8万円でお受けした場合──
まず、徹底的な洗車に半日
下地処理・磨きに丸1日以上
最後に、繊細なコーティング作業と最終仕上げ
トータルで最低でも丸2日以上の時間と労力をかけています。
正直、「この内容でこの価格は割に合ってないな…」と感じることも、実はあります(笑)。
人は、自分が詳しくないものほど「高いから良いもの」と思いがちです。
でも、コーティングに関しては“何にどう手間をかけているか”が本当の価値だと、私たちは考えています。
実際、当店に来られるお客様はしっかりと調べたうえで「専門店のほうが安心だと思って」と言ってくださいます。
✔︎ 誰が施工するのか?
✔︎ どのくらいの時間をかけてくれるのか?
✔︎ どんな設備・環境で行われるのか?
このあたりを意識していただくと、価格だけでは分からない“本当の価値”が見えてくるかもしれません。